背景と記録
Cadborosaurus.caの資料は、1933年のVictoria Daily Timesによる記事を紹介している。この記事は、キャディが広く報道される契機の一つになった。名称を募る企画から、Cadboro Bayとsaurusを合わせたCadborosaurusが定着した。Caddyは、その短い愛称として使われている。
その後、過去の新聞記事、海上の目撃談、漂着物が資料として集められた。研究者による分類の試みも発表されている。一方で、同じ資料サイトは、標本がなく存在と性質が未確定のcryptidだと明記する。本作品では、長く流通してきた代表的な図像を検討した。
姿の解釈
馬を思わせる細長い頭部、直立する首、縦に上下する長い胴、前後に付く小さなひれ、葉のように広がる扇形の尾を採用した。横向きの蛇ではなく、海面を上下へ縫う波形を強調している。青灰色と淡い腹面を連続させ、頭から尾まで同一の身体として追えるようにした。
ピクセルデザイン
24×24の主作品では、馬状の頭、二つの大きな上下動、扇形の尾を最小構成にした。ひれは数ピクセルの突起として置き、胴の波と混ざらない明度を選んでいる。限られた画面で頭と尾の距離を確保するため、首と胴を細くし、尾の面積だけを大きく残した。
補助作品と造形研究
64×64の補助作品では、眼、耳、口先、首の腹面、前後二対のひれ、扇形の尾の筋を追加した。主作品の縦のリズムはそのままに、うねりの前後関係を明暗で区切っている。BASE STUDYの鱗や皮膚は写し込まず、16bit期のゲーム画面を思わせる硬いピクセル面へ置き換えた。
PIXEL ART / 24×24
特徴を絞り込んだ24×24作品。
BASE STUDY
ドットにする前に、体の比率と立体を検討した下描き。
BASE STUDYは、目撃談から作られてきた典型的なキャディ像を立体として検討した創作図である。馬状の頭、長い胴、扇形の尾という識別点を確認し、24×24ではそれ以外の表面情報を省いた。先住民族の物語に関わる固有の造形は装飾として借用せず、近代に流通した海棲怪物像に範囲を限定している。
解像度別ネイティブ作品
NATIVE PIXEL ART / 128×128
キャディの64×64作品の特徴を引き継ぎ、主要形状を追加したネイティブ128×128作品。
NATIVE PIXEL ART / 384×384
キャディの構造と質感情報を増やしたネイティブ384×384作品。
NATIVE PIXEL ART / 768×768
キャディの形態・立体・陰影を最も詳しく描いたネイティブ768×768作品。
特徴一覧
- 馬状の頭部
- 縦にうねる胴体
- 大きな扇形の尾
出典・参考資料
- History, Facts and Lore of the Cadborosaurus Cadborosaurus.ca ↗
- Cadborosaurus research overview BC Scientific Cryptozoology Club ↗
- Amphipacifica: Cadborosaurus research paper Cadborosaurus.ca archive ↗
このページでは、公開資料で確認できる伝承・証言・研究の内容と、designnodeによる造形の解釈を分けて書いています。未確認生物が実在するかどうか、どの分類に当たるかを判断するものではありません。