背景と記録
ガラパゴスハオリムシは東太平洋海膨やガラパゴス周辺の熱水噴出域で知られ、長い白い棲管の先端から鮮紅色の鰓冠を出す。複数個体が直立して群落を作ることで、白い管と赤い先端が海底に反復する。分類と学名はWoRMS、形態と生息環境はMBARIの資料を参照した。
本作品は熱水噴出孔や鉱物背景を描き込まず、生物本体の管、鰓冠、高さの差へ焦点を当てた。鰓葉の本数や管表面の皺は、小さな画像では省いた。内部の共生関係も描いていない。二〜三本が群生する垂直のシルエットを独自に構成している。
姿の解釈
高さの異なる三本の白い管をわずかに湾曲させて立て、各先端へ鮮赤と暗赤の羽根状鰓冠を置いた。管は白と灰、先端近くは黒褐色で支え、背景の熱水や岩を加えていない。一本の生物だけでなく、群生感が24×24でも読める配置にした。
ピクセルデザイン
24×24では、三本の管を二〜三ピクセル幅の垂直線として高さ違いに置き、上部だけを赤い房へ広げた。白、灰、鮮赤、暗赤の四色を中心にし、鰓葉や管の皺は省いた。横長・丸形が多い一覧の中で、細く垂直な三本組として判別できる。
補助作品と造形研究
64×64の補助作品では、各管の曲がりと開口部を描き足した。赤い鰓冠の分かれ方と、先端の黒褐色部も一から配置している。三本の高さを変え、群生するリズムを表した。
SUPPLEMENTAL PIXEL / 64×64
主作品を手がかりに、形の情報を描き足した補助作品。
BASE STUDY
ドットにする前に、体の比率と立体を検討した下描き。
BASE STUDYは、複数の直立管が一つの主作品としてまとまる比率を検討した独自図である。観察写真の熱水噴出孔や群落全体を再現せず、三本だけを透明背景へ抜き出して再構成した。ドット化では白管の体積を減らし、赤い鰓冠の反復へ視線を集めた。
解像度別ネイティブ作品
NATIVE PIXEL ART / 128×128
ガラパゴスハオリムシの64×64作品の特徴を引き継ぎ、主要形状を追加したネイティブ128×128作品。
NATIVE PIXEL ART / 384×384
ガラパゴスハオリムシの構造と質感情報を増やしたネイティブ384×384作品。
NATIVE PIXEL ART / 768×768
ガラパゴスハオリムシの形態・立体・陰影を最も詳しく描いたネイティブ768×768作品。
特徴一覧
- 長く直立する白い棲管
- 先端の鮮紅色の鰓冠
- 高さ違いの群生シルエット
出典・参考資料
- Riftia pachyptila taxon details World Register of Marine Species ↗
- Giant tubeworm Monterey Bay Aquarium Research Institute ↗
このページでは、研究機関や公的資料で確認できる名称・形態・観察情報と、designnodeによる造形の解釈を分けて書いています。特定の写真や映像を転載したり、そのまま模写したりはしていません。深海の映像は照明で色が変わるため、写っている色をそのまま体色として扱ってはいません。