背景と記録
オオイトヒキイワシは二本の腹鰭条と尾鰭下部の鰭条を海底につける。上へ伸ばす胸鰭は接地する三本とは区別し、作品でも立つための線と周囲を探る線を分けている。
この作品は資料にある生物の特徴を手がかりにした造形です。写真の構図を写すのではなく、形の大小と余白を組み直し、少ない点でもその生き物らしさが残る姿を探りました。
姿の解釈
横長の淡色の胴を高い位置へ置き、下面から三つの細い支持線を伸ばした。
ピクセルデザイン
24×24では浮かぶような小さな胴・三本の支持線に絞った。余白を残し、輪郭と器官のつながりを一画素ずつ決めている。
補助作品と造形研究
64×64では胸鰭と腹鰭の役割差、尾鰭の付け根を追加した。小さな作品とは異なる細部と形の配分で描いている。
PIXEL ART / 24×24
特徴を絞り込んだ24×24作品。
BASE STUDY
ドットにする前に、体の比率と立体を検討した下描き。
BASE STUDYでは浮かぶような小さな胴・三本の支持線の位置関係と量感を検討した。横長の淡色の胴を高い位置へ置き、下面から三つの細い支持線を伸ばした。形態の観察をもとに組み立てた描画であり、生物写真ではない。
解像度別ネイティブ作品
NATIVE PIXEL ART / 128×128
オオイトヒキイワシの64×64作品の特徴を引き継ぎ、主要形状を追加したネイティブ128×128作品。
NATIVE PIXEL ART / 384×384
オオイトヒキイワシの構造と質感情報を増やしたネイティブ384×384作品。
NATIVE PIXEL ART / 768×768
オオイトヒキイワシの形態・立体・陰影を最も詳しく描いたネイティブ768×768作品。
特徴一覧
- 海底に接する三本の長い鰭条
- 細身で横向きの胴
- 接地せず上へ伸びる胸鰭
出典・参考資料
- Tripodfish (Aulopiformes: Bathypterois) locomotion and landing behaviour from video observation at bathypelagic depths in the Campos Basin of Brazil Davis & Chakrabarty; Marine Biology Research ↗
- Tripod Spiderfish, Bathypterois grallator Fishes of Australia / Museums Victoria ↗
- Tripod Fish — Windows to the Deep 2019 NOAA Ocean Exploration ↗
- Specimen A 31808.1 Bathypterois grallator Museums Victoria Collections ↗
このページでは、研究機関や公的資料で確認できる名称・形態・観察情報と、designnodeによる造形の解釈を分けて書いています。特定の写真や映像を転載したり、そのまま模写したりはしていません。深海の映像は照明で色が変わるため、写っている色をそのまま体色として扱ってはいません。