背景と記録
ツィツィミメは、メシカの宗教・神話において星や出産と関わる女性神格群として語られる。植民地期の資料で「悪魔」と訳される場合があるが、作品ではその訳語だけに固定せず、神格としての複雑さを説明に残した。
Metのシワテオトル像は、メシカの女性神格における骨格的表現を考える隣接資料として扱った。ツィツィミメと同一視せず、特定の石像や絵文書のポーズ、線、色は写していない。骨、星、スカートの記号を別の比率で組み立てた。
姿の解釈
骨色の頭蓋骨顔と黒い眼窩を上部に置き、濃赤の胴の上へ骨色の肋を並べた。腕は左右へ開き鉤爪を見せ、ターコイズと骨の記号を持つ層状のスカートで女性神格の立像を整えた。
ピクセルデザイン
24×24では頭蓋骨顔、肋骨、左右の鉤爪、スカート、一つの星記号に絞った。64×64では眼窩と歯、肋の本数、腕飾り、スカートの段、骨と星の配置を追加した。
補助作品と造形研究
補助作品は片腕を高く、反対側を低くし、スカートの広がりも変えた。骨と星の記号は主作品と別の位置へ置き、特定の絵文書に対応しない独立した姿勢にした。
PIXEL ART / 24×24
特徴を絞り込んだ24×24作品。
BASE STUDY
ドットにする前に、体の比率と立体を検討した下描き。
BASE STUDYでは、頭蓋骨顔と肋骨状の胴、広がるスカートの三層を検討した。骨格を西洋的な骸骨に置き換えず、神格を示す装身と星の記号を分散させた。流血や祭具は描いていない。
解像度別ネイティブ作品
NATIVE PIXEL ART / 128×128
ツィツィミメの64×64作品の特徴を引き継ぎ、主要形状を追加したネイティブ128×128作品。
NATIVE PIXEL ART / 384×384
ツィツィミメの構造と質感情報を増やしたネイティブ384×384作品。
NATIVE PIXEL ART / 768×768
ツィツィミメの形態・立体・陰影を最も詳しく描いたネイティブ768×768作品。
特徴一覧
- 黒い眼窩を持つ頭蓋骨の顔
- 骨色の肋と左右へ開く鉤爪
- 骨と星の記号を持つ層状スカート
出典・参考資料
- Los seres de Mictlan y las tzitzimime Instituto Nacional de Antropologia e Historia ↗
- El significado de los eclipses en la epoca prehispanica Instituto Nacional de Antropologia e Historia ↗
- Standing female deity, Cihuateotl(周辺比較資料) The Metropolitan Museum of Art ↗
このページでは、公開資料で確認できる文化・伝承上の位置づけと、designnodeによる造形の解釈を分けて書いています。各地の神格、ダイモーン、精霊、怪物を一律にキリスト教的な悪魔として扱わず、特定の図版や収蔵品を転載・模写していません。