背景と記録
イエティという呼称の周辺には、山の存在にまつわる多様な語りがある。ネパール、チベット、ブータンなどで、名前と役割が異なる。単一の西洋的な雪男像へはまとめきれない。20世紀の登山隊、新聞、写真が巨大な足跡と毛むくじゃらの二足動物という視覚像を世界へ広げた。本ページは固有の宗教的・文化的表現を装飾として流用しない。
Proceedings of the Royal Society Bに2017年の研究が掲載された。イエティ由来とされた複数の試料を遺伝的に調べた研究である。多くをヒマラヤヒグマなどと同定した。チベットヒグマ、アジアクロクマも含まれる。これは各地域の物語を否定するものではなく、提出された物質の生物学的な由来を示す結果である。作品では文化、目撃談、科学的検査を別の層として記述する。
姿の解釈
円錐状に高い頭、低い眉、広く厚い胸、腰より下まで届く腕、短く湾曲した脚、幅の広い足を持たせた。雪景色そのものを描かなくても寒冷地型と分かるよう、白、煙灰、濃灰の大きな毛束へ整理している。ビッグフットより低く踏ん張り、腕を長くした。
ピクセルデザイン
24×24では、頂点のある頭、左右へ下がる長い腕、短い脚が作る三角形の輪郭を中心にした。白い胴へ灰色の胸と濃い顔を置き、足跡の記号を別添えせず全身だけで識別させる。毛は細線にせず五つの色面へまとめた。
補助作品と造形研究
64×64では、頭頂の毛、眉、眼、口を一から描き直した。胸の分割、前腕、手、足の幅も加えている。左右の腕の角度と脚の踏ん張りを変えた。登り斜面で体重を支えるような姿勢を示している。
PIXEL ART / 24×24
特徴を絞り込んだ24×24作品。
BASE STUDY
ドットにする前に、体の比率と立体を検討した下描き。
BASE STUDYでは、寒冷地で体熱を保つ厚い胴を検討した。短い脚と長い腕の比率も確かめている。白い雪男像の引用ではなく、環境に合う輪郭を組み立てた下描きである。毛の一本一本ではなく、肩、胸、前腕、腿の大きな量をドットへ移した。地域にある信仰対象の肖像ではない。
解像度別ネイティブ作品
NATIVE PIXEL ART / 128×128
イエティの64×64作品の特徴を引き継ぎ、主要形状を追加したネイティブ128×128作品。
NATIVE PIXEL ART / 384×384
イエティの構造と質感情報を増やしたネイティブ384×384作品。
NATIVE PIXEL ART / 768×768
イエティの形態・立体・陰影を最も詳しく描いたネイティブ768×768作品。
特徴一覧
- 円錐状の頭と低い眉
- 白灰色の厚い体毛
- 長い腕と短く踏ん張る脚
出典・参考資料
- Evolutionary history of enigmatic bears in the Tibetan Plateau–Himalaya region and the identity of the yeti Proceedings of the Royal Society B / University at Buffalo ↗
- Why Bigfoot and the 'Abominable Snowman' Loom Large in the Human Imagination Smithsonian Magazine ↗
- In the Realm of Virtual Reality — Bhutan's migoi Smithsonian Magazine ↗
このページでは、公開資料で確認できる伝承・証言・研究の内容と、designnodeによる造形の解釈を分けて書いています。未確認生物が実在するかどうか、どの分類に当たるかを判断するものではありません。